展覧会
企画展
谷内六郎館
令和7年度第1期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展
海と灯台
2025年7月19日 (土) 〜 2025年11月3日 (月)
休館日 8月4日(月)、 9月1日(月)、 10月6日(月)
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では年間で作品を入れ替えて、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
令和7年度第2期は「海と灯台」と題して、灯台が描かれた表紙絵20点と海が描かれた表紙絵から30点を選んで展示します。表紙絵に灯台が描かれるのは1957年から1980年の間で、表紙絵担当期間をとおして描かれました。
「ぼくは燈台が好きでよく燈台にはスケッチには行きましたので、色々な燈台を思い出します、小さいのや大きいのや色々です」(表紙の言葉「燈台の子」より)と谷内六郎は記しています。はじめの頃は千葉の灯台が描かれましたが、1960年代半ばから妻と幼い子どもたちとともに横須賀の観音埼を訪れるようになると、観音埼灯台が描かれるようになります。谷内は1971年に観音埼灯台の一日灯台長をつとめ、1975年には観音崎公園近くにアトリエをかまえました。
そうしたご縁がきっかけで、1998年に遺族から『週刊新潮』の表紙原画約1300点をはじめとする膨大な数の作品や関連資料が横須賀市に寄贈され、2007年に横須賀美術館・谷内六郎館が開館しました。

谷内六郎《静かな燈台》
1970年、当館蔵©Michiko Taniuchi
基本情報
会期 | 2025年7月19日(土)~11月3日(月・祝)
開館時間 10:00~18:00 |
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休館日 | 8月4日(月)、 9月1日(月)、 10月6日(月) |
無料観覧日 | 11月3日(文化の日/月・祝) |
観覧料(税込) | 一般380円(300円)、高校生・大学生・65歳以上280円(220円)、中学生以下無料 *( )内は20名以上の団体料金 *高校生(市内在住または在学に限る)は無料 *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料 ※企画展「住友洋画コレクション ―フランスと日本近代絵画名品選」「ブラチスラバからやってきた! 世界の絵本パレード」「山本理顕展-コミュニティーと建築」チケットでもご覧になれます。 |
主催 | 横須賀美術館 |
お問い合わせ先 | 横須賀市コールセンター 046-822-4000(月~金曜日:8:00~18:00、土日祝休日:~16:00) |