展覧会

谷内六郎館

令和5年度第1期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展
影のイマジネーション

2023年4月8日 (土) 〜 2023年7月2日 (日)

休館日 5月8日(月)、24日(水)、6月5日(月)


谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
令和5年度第1期は、「影のイマジネーション」と題して、谷内が表紙絵に描いた「影」 に注目します。 私たちの日常には、電灯をはじめ炎や太陽、月や星など様々な光源があり、対象を明るく 照らすと同時に「影」を生み出しています。人や物の形を映し出し、変幻自在にその姿や大 きさを変える「影」は、古来より私たちにとって身近な不思議な存在であると同時に、畏怖 の対象ともされてきました。 谷内もこの「影」を主題として取り入れたり、「影」を印象的に描いた表紙絵を数多く描 いています。そこからは、谷内の豊かな感性と想像力、独自のユーモアセンスとあわせて、「影」に対する畏怖の念をうかがい知ることができます。
また、今回は令和 4 年度に新たに収蔵した谷内六郎《映画「社長三代記」タイトルバック原画》などを初公開します。こちらもあわせてご覧ください。

谷内六郎《ビー玉の影は昔のあそび》 1977 年、当館蔵
©Michiko Taniuchi
谷内六郎《かげの踊り》 1960年、当館蔵©Michiko Taniuchi
谷内六郎《夜更の踊り》1970年 1970年、当館蔵©Michiko Taniuchi
谷内六郎《映画「続・社長三代記」タイトルバック原画》 1957-58年頃根津淑子氏寄贈 ©Michiko Taniuchi

基本情報

会期2023年4月8日(土)~2023年7月2日(日)  
開館時間 10:00~18:00
休館日5月8日(月)、24日(水)、6月5日(月)
観覧料(税込)
 一般380円(300円)、高校生・大学生・65歳以上280円(220円)、中学生以下無料
*所蔵品展も観覧できます。
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料
主催 横須賀美術館
出品目録 461KB