横須賀美術館 YOKOSUKA MUSEUM OF ART
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ヒコーキと美術

川端龍子《香炉峰》1939年、紙本着色、大田区立龍子記念館蔵

緊急事態宣言に伴う休館のため、本展覧会は開幕を延期させていただきます。
楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。→3月8日(月)より開館いたします。
 
 本展では、飛行機という20世紀の一大発明が私たちに与えた影響について、美術の視点から見ていきます。それまでになかったスピードや、空中感覚を経験させる飛行機は、人々のヴィジョンにも少なからず変化を与えました。また、その機械としての洗練された機能美は、新しい時代にふさわしいモチーフとしての魅力に満ちています。 いっぽう、悲しむべき必然として、飛行機は早くから戦争に利用されてきました。近年研究が進められている戦争記録画にも、その姿は多く登場しています。 現代の私たちにとって、飛行は必ずしも特別な体験ではなくなってきています。本展は、飛行へのあこがれと驚きのあった時代の絵画や資料およそ50点を通じ、飛行機が私たちにもたらした光と影について、あらためて考える機会となるでしょう。

恩地孝四郎
《空旅抒情1 離陸》
1938年、
木版、千葉市美術館蔵 

久保克彦
《図案対象(第三画面)》
1942年、紙本着色 コラージュ 
箔 霧吹等、東京藝術大学蔵

中村研一
《北九州上空野辺軍曹機の体当りB29二機を撃墜す》
1945年、油彩・キャンバス、
東京国立近代美術館(無期限貸与作品)

 

関連展示「横須賀海軍航空隊と秋水」

局地戦闘機「秋水」
1/10模型
市川義夫製作・蔵

横須賀海軍航空隊
絵葉書〈袋〉
横須賀市立中央図書館 郷土資料室蔵

特呂二号原動機
(局地戦闘機「秋水」搭載)
 の燃焼室
大和ミュージアム蔵

特呂二号原動機
(局地戦闘機「秋水」)搭載の噴射器 写真
個人蔵

《秋水AR》2021年
企画:八谷和彦、模型製作:市川義夫
3Dスキャン:CGLAB、AR化協力:カシカ

 「ヒコーキと美術」展の開催に伴い、横須賀と飛行機の歴史をふりかえる関連展示「横須賀海軍航空隊と秋水」を開催します。
追浜駅前を横切る国道16号は、陸軍所沢飛行場と横須賀とを結ぶ軍用も兼ねた道であり、そこからまっすぐ東へと伸びる広い道は、横須賀海軍航空隊および追浜飛行場へとつながる軍用の道路(特23号)でした。横須賀海軍航空隊は、海軍で最初に設立された航空隊で、終戦まで様々な軍用機を開発したことが記録に残っています。日本海軍において、横須賀の追浜地域がいかに重要であったかは、先述した軍用道路と、併設の追浜飛行場も含めた約23万坪(横浜スタジアム29個分)の広大な敷地が物語っていますが、その歴史はあまり知られていません。
本展示では、横須賀海軍航空隊および追浜飛行場や、この地で開発された日本初のロケット戦闘機「秋水」の紹介に加えて、アーティストの八谷和彦氏が企画した《秋水AR》(=お手持ちのスマートフォンで現在の観音崎の風景に秋水を登場させるAR(拡張現実))を公開します。局地戦闘機「秋水」は、そのかわいらしい姿もさることながら、開発の経緯もとりわけ特異であるため、知る人ぞ知る飛行機ですが、《秋水AR》は、ニュートラルかつフラットな視点から局地戦闘機「秋水」を知る機会となることでしょう。
横須賀という土地の忘れられた歴史をふりかえり、現代につなげようとする試みをぜひお楽しみください。

期間

2021年2月6日(土)~4月11日(日)

3月8日(月)~4月11日(日)に会期変更
→ 開館時間についてはスケジュールをご覧下さい
休館日 3月1日(月)、4月5日(月)
観覧料 一般1000(800)円、高大・65歳以上800(640)円、中学生以下無料
*所蔵品展、谷内六郎館も観覧できます。
 

*()内は20名以上の団体料金
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と
付添1名様は無料

主催 横須賀美術館
協力 東京都市大学図書館