横須賀の作品
影だよ
 ぼくは今、この言葉を三浦半島の或る宿で書いています、子供たちはもう昼間の水あそびの疲れでグッスリ寝込んでしまっています、泳ぎの上手な子はたいていもぐるのも上手です、土地 の子はとくにモリをもって魚を突いているようです、トコブシとかアワビをもぐってとる子もいます。 この絵は水面にいる小さな魚の影が底の砂地に大きくうつっているのを子供がまち がえて影を突いたところです。
 「三浦三崎にどんと打つ波は、五尺男の度胸だめし」そんなうたが生れた頃の三浦半島あたりは澄みきった水のようです。
 今では一日に数百隻の 世界中の汽船が出入りする汽船のラッシュです、日本の海岸線はいたるところ観光地となってしまったようです、一日でも水を緑を、と求める密集過密都市から逃れようとしても、それは 方々観光地化して都会のようになってしまいました…。

材質:厚紙
技法:水彩
40.5 X 29.8cm

       
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