ないしょのスイカ 小さな漁港はポッカリとした静けさをたもっていました、それは時々ゆれる波が光の波紋を埠頭に うつす位で、船もゆっくり休んでいるようです、こんなのどかな港は子供の遊び場です、小さい子が来たのでいそいでスイカを帽子の下にかくすと、時たまやって来る波の手が運悪く帽子をさらってスイ カの秘密をアバキました。
大きな子たちはしかたなく小さい子にも見つかったスイカをわけたことでしょう。
波しぶきをあびながら食べたスイカ、せみしぐれを聞きながら食べたスイカ 、下町の風鈴の音のもとで食べたスイカ、夏の思い出にはスイカがつきもののようです、スイカドロボウというのもいつの時代でも、夏のつきものです、三浦半島あたりの産地ではパトロールが大変らしい です。
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材質:厚紙 技法:水彩 40.6 X 28.3cm
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