横須賀美術館 YOKOSUKA MUSEUM OF ART
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ダイレクト・プロジェクション(直接の映写)
講師:有福一昭さんほか(こどもの城スタッフ)
ブルーノ・ムナーリ(1907~1998)は、美術教育家としても活躍したイタリアのアーティストです。 アーティストとしてグラフィック・デザインの仕事をするかたわら、子どものために絵本をつくったり、 造形の概念や自然の法則を学ぶことのできるワークショップを考案しました。
「ダイレクト・プロジェクション(直接の映写)」は、特殊なマウントとスライドプロジェクターを使い、 ミクロとマクロ世界の対比、光の透過の様子を造形遊びとして作りあげたものです。鳥の羽、葉っぱの葉脈、 カラーセロハンなど思い思いの材料を挟み込み、出来上がったスライドをスクリーンに大きく映し出してみると… こどもたちは小さなスライドから、それぞれ意外な発見をしたに違いありません。
写真① 写真② 写真③
①最初に、いくつかスライドを見ながら、手順や材料の話。スライドを映し出す度に「あれは何?」という声が聞こえます。 ②さっそく材料を物色。テーブルの上にある箱から、好きな材料を選びます。 ③自分で気に入っているものを持参した子もいました。花びら、ガラスの粉、虫の触覚…どういう風に映るのかな?
写真④ 写真⑤ 写真⑥
④黒いマウントに入るようにハサミで切ったら、配置や重なりを考えながら、自分だけの小さなスライドを作ります。 ⑤スライドが出来たら、さっそく映してみよう!思っていたより黒く映ったり、色の重なりが綺麗だったり…各自、お気に入りの組み合わせを発見。 ⑥気に入った作品が3つ出来たら、自信作1つを選んで、発表。色、かたち、模様、構図。子どもたちの好みとセンスが光ります。
写真⑦
⑦最後に、OHPを使ってグループ毎に巨大映像を制作。さっきよりも大迫力な映像にビックリ、しかも部屋中が色や模様でいっぱいになりました。
写真 写真 写真 写真
36人36通りのスライド。2時間続けて休憩なしの授業でしたが、子どもたちの集中力が切れることはなく、 たくさんの小さな作品が出来上がりました。