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まずは厚紙をはさみで切って型紙をつくります。思いつくままにはさみを動かす人もいれば、
注意深く鉛筆で線をひいてからはさみを入れる人もいました。あれれ?でも、型紙の部分が染まるってどういうこと?
なんて頭の中がこんがらがります。 |
「防染のり」というぬかともち米でできた、文字通り染まるのを防ぐのりを練っていきます。これがなんとも硬いのです。
自然素材の「防染のり」。腐るのを防ぐために消石灰溶いた水を少しずつ足しながら、二人一組で力を合わせます。 |
布の上に型紙を置き、その上から網を張った木枠を被せます。型紙が動かないように気をつけながら、
パンにバターを塗るように網の上から防染のりを塗っていきます。型紙のキワがポイントで、
ここにしっかりのりを塗っておかないといけません。 |
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防染のりを塗り終えたら、伸子(しんし)という布を張る道具をつけて外で乾かします。このままでもきれいだね、
というつぶやきがどこかで聞こえました。型紙のところがくっきりと白く残っていて、少しどきどきします。 |
「顔料」という粉状の絵の具に、「ご汁」という大豆をしぼった汁を少しずつ加え、乳鉢ですります。
これが染料になります。ご汁は顔料を布に定着させる役目を果たすので、触ると少しねばねばします。
ていねいに、時間をかけて色の粒をすりつぶします。 |
いよいよ布を染める作業です。茶色いところが防染のりを塗ったところで、真っ白いところが型紙を置いたところ。
刷毛(はけ)の根元を持ち、顔料を布地にすりこむように染めていきました。
これがまた根気の要る作業で、子どもたちはちょびっと泣き顔。 |
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染めの作業が終わったら、のり落としの作業です。水のなかに布をそおーっと入れ、
少し待つと防染のりがぬるりと浮かんでくるので、その瞬間をねらって布をピッピッと引っ張ります。
こすらなくてもこうして自然の力にまかせれば、きれいなかたちが現れてきます。 |
最後にみんなで室内に作品を並べ、一人ずつ柚木さんと会話を交わしながら作品を鑑賞しました。
70㎝角の布は、思い思いの色やかたちに染めあげられ、自分とはすこしちがう他の人の感覚に自然と「へえー」とか「わあー」
なんて口にしてしまう時間でした。 |
そうして終わった柚木沙弥郎さんのワークショップ。実はこれにはつづきがあって、
参加者のみなさんの作品が下記のとおり見ることができます。もしお近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
2006年1月16日(月)から20日(金) 横須賀市役所1階展示コーナー
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