横須賀美術館 YOKOSUKA MUSEUM OF ART
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美術館評価制度
美術館評価委員会(第4回)<br> →美術館評価制度へ戻る


日時:平成21年10月20日(火)
午後3時~5時

場所:横須賀美術館 ワークショップ室

1 出席者
  委員会 委員長  小林 照夫 関東学院大学教授
      副委員長 山梨 俊夫 神奈川県立近代美術館館長
      委  員 菊池 匡文 横須賀商工会議所事務局長
      委  員 佐倉 美知子 市民委員
      委  員 杉戸 美和 横須賀市立野比中学校教諭
      委  員 松﨑 正良 観音崎京急ホテル社長
      委  員 水島 祐子 市民委員
  事務局 教育委員会生涯学習部長 外川 昌宏
      美術館運営課長 奥田 幸治
      美術館運営課主査 佐々木 暢行
      美術館運営課(学芸員)沓沢 耕介
      傍聴者 1名

2.議事
(1)平成21年度の活動報告および一次評価(仮)について

3.会議録(要約版)
(前回欠席の委員の自己紹介)
[水島委員]
・昨年からプロジェクトボランティアに参加している。
・愛される美術館となるためにどうしたらよいか考えたい。

(会議の公開について)
[事務局]
・傍聴人が1名来場している。

(議事の進行を委員長に移す)

(事務局より資料の確認・略)

(事務局より資料の説明)
「送付資料一覧」について。
・「自己点検項目」と対応した参考資料のリストとなっている。
・今回配付したものの他、現時点で事業が行われていないものについての報告書、年度末に取りまとめる性格の資料については、次回以降に配布する。
「全体像」について。
・前回ご指摘いただいた点を修正。
・「P-D-C-Aサイクル」が循環として一覧できるようにした。
・事務局が一次評価をし、それをもとに評価委員会が二次評価をする、という役割分担および、会議を公開し、二次評価の結果を公開することを明示した。
・「ミッション(案)」の表現をわかりやすく修正。
・美術館と市との関係を図示。
「自己点検項目」について。
・21年度上半期のデータを追加。
・②のa.とb.については、「花」展および「コドモノクニ」展の会期中に回収したアンケートをもとに、観覧者数の比によって補正した値となっている。
(生涯学習部長退席)

(評価指標の表記について)
[佐倉委員]
・評価指標の表記がパーセンテージのみとなっているのはわかりにくい。事務局であらかじめ基準を設定して、達成度によって何段階かで評価するかたちで示したほうがわかりやすいのではないか。
[事務局]
・現在は評価の準備段階であるため、評価を加えないそのままの数値のみを示している。次回には、およそ3ヵ年分のデータが蓄積されるので、そのなかで相対的な評価を事務局として出せると考えている。
・その際委員会には、事務局の提示する評価が妥当であるかどうかについてもご検討いただきたい。

(「二次評価に対する市民の意見」について)
[小林委員長]
・評価委員会の役割、扱う範囲、位置づけなどについて、「全体像」をもとに改めて検討したい。前回ご意見をたくさん出された山梨委員はどうお考えか。
[山梨委員]
・とてもわかりやすくなった。
・二次評価の内容は、一次評価と、一次評価のあり方そのものについて、に対する評価に限定されるのか。あるいは、部長があいさつのなかで言ったように、美術館の日常的な活動に関する意見を言うことがあってもよいのか。
・「C 評価」の一番下にある「前年度の二次評価に対する市民の意見」はどのように反映しようと考えているのか。
[事務局]
・「前年度の二次評価に対する市民の意見」について。前提として会議の公開と二次評価自体も公表がある。当然、委員会の評価に対する市民の意見というものがあるはずなので、これを募集し、反映できることはしていく。その結果を評価委員会に報告する。
・委員会による二次評価を翌年度にどれだけ反映できたかということに加えて、市民の意見を、どれだけ反映できたかということを一次評価に盛り込んで評価委員会に報告する。
[山梨委員]
・市民からの意見を、美術館活動のなかでどれだけ消化できたかということを、中身に入れた一次評価を、次の年にやるということ?
[事務局]
・この部分は市民からの意見に基づいてこうした、というような報告を評価委員会にするつもり。
[小林委員長]
・評価システムの中での位置づけに問題があるのではないか?この図のように、「C 評価」の中に入っていると誤解を招く。
[事務局]
・日々の活動はもともと市民の意見を反映して行われている。それに基づいた一次評価をして、評価委員会に報告する、という意味を表したかったが、図への入れ方に問題があったかもしれない。ご意見を踏まえて検討したい。
[小林委員長]
・公の施設は市民があってのもので、市民の意見を取り入れることは当然だし、非常に大事だが、この図のような位置づけでは(評価委員会軽視との)誤解を招く。評価委員も責任をもって務めているのだから、位置づけについてよく考えてほしい。
[事務局]
・日常的な市民の意見はアンケートによってうかがっていると理解している。二次評価を公表した結果、どういう意見が市民の方からあるか、それをどのような形で反映したか、ということを評価委員会に報告したい、という意味。
[山梨委員]
・二次評価、一次評価を含めた二次評価を公表して、それに対する市民の方たちの意見を、全てではなくてもとりあげて、それを美術館活動に反映していく、ということがこの美術館でとても大事なことだ、と考えるならば、つまり、その部分も全体の評価の体制・システムの中で重要な役割を担っていく、と考えるならば、図上「公表」の先にこれを受け取るところを設けて、それがまた循環するというかたちにしてはどうか。これを明確にしておくことは、この評価システム全体を有効なものとして訴えかけていくために、非常に大事である。
[事務局]
・こちらの意図は、山梨委員と一致しており、問題は図上の位置に過ぎない。事務局としては前年度の二次評価に対する意見を一次評価に反映したいという思いがあり、この位置になった。

(一次評価、二次評価の内容について)
[小林委員長]
・「一次評価」は美術館による自己点検、自己評価のことであり、「二次評価」は他者評価、委員会評価のことと理解してよいか。
[事務局]
・その通り。
[山梨委員]
・そのことを明記すべき。
・改めて、二次評価では一次評価および一次評価のあり方を評価する。それに加えて意見を述べる、ということでよいか。
[事務局]
・評価以外にも意見をいただいて、日常の活動に反映したいと考えている。
[小林委員長]
・評価には当然希望事項(要望)も入ってくる。幅広い立場から委員が選出されているので、さまざまな視点から意見が出てくるはず。

(二次評価結果の具体的なかたちについて)
[山梨委員]
・図上「C 評価」から「A 改善」に行く間に「提言」とあるが、二次評価の結果を「提言」としてまとめるということか?
[事務局]
・二次評価すなわち提言であると考えている。
現状でよい、と認めていただく部分もあり、改善せよ、といわれる部分もあるだろうが、それらを含めて評価として受け止める。
[山梨委員]
・二次評価は実際どんなかたちになるのか。
この評価委員会で出されたさまざまな意見を、事務局で記録して、「A 改善」の部分に反映する、あるいは採りあげられていく、ということか?文章化はされないのか?
[事務局]
・文章としてまとめるつもり。
・2月か3月に行う次回の会議で、今年度の一次評価(資料が揃わないため一部見込みとなる)について議論していただく。その議論を盛り込んだ二次評価の案を事務局で作成し、(稟議で)承認していただいたものを、「二次評価書」として委員長名で発表するというかたちを考えている。

(「全体ミーティング」の構成・位置づけについて)
[山梨委員]
・「二次評価書」を受ける「全体ミーティング」の性格、役割は?横須賀市の職員が入っていないように見えるが?
[事務局]
・表記が足りなかったが、(委託事業者を除く)職員のみの集まりを「全体ミーティング」と称している。
・提言などを受けて改善すべき点は、職員以外の委託事業者などにも連絡して、改善を申し入れる、という意味。
[山梨委員]
・二次評価書にもとづいて改善すべき点があると美術館が判断したものについて、全体ミーティングの中でそれを指示していくということ?何を改善すべきかを討議する場ではない?
[事務局]
・場合による。全体ミーティングが討議の場になることもあるし、例えば専門的な事項などについては当該チームで検討したうえで全体ミーティングに諮ることもある。
・提言に示された目標にどうしたら到達するか、という具体的な手法の面では、担当ごとの経験を活かしながら、討議していくことになる。
[小林委員長]
・委託事業者といっしょに改善していく、ということはよくわかったが、提言を受け止めて積極的に改善の方法を討議していく「全体ミーティング」というのはどういう構成なのか?
[菊池委員]
・「A 改善」のところにあるが、改善するための(討議を目的とする)ミーティングではなくて、「P 計画」のほうに進むための、評価の反省を踏まえた意味でのミーティング、ということではないのか?もしそうであれば、矢印として表記したほうがわかりやすいのではないか。
[事務局]
・「全体ミーティング」の構成は、事務、学芸、図書、設備をそれぞれ担当する、正規職員、非常勤職員、臨時職員ら、日常美術館にいて、市が直接雇用している職員全てである。
・「A 改善」で示す部分では、改善の方法について討議されることがある。その結果、予算が必要なもの、長期的な課題と判断したものについては、「P 計画」に進む。日常的な創意工夫で解決できる問題については、図上の上下方向の矢印で示したように、「P 計画」を経ずにすぐに実行する。うまくいかなければ、また討議する。
・「A 改善」で示す部分では、提言を受け止めて、改善の期限や、担当部門について検討する、「仕分け」をイメージしている。
・「P 計画」で示す部分では、運営課長が本庁に掛け合わなくてはならない場合もある。
[菊池委員]
・一般企業でいえば、「投資」と「修繕」にあたる。これを分けていくための改善のミーティングと理解してよいか。
[事務局]
・投資をともなわないものもあるので、「投資」「修繕」の区分は必ずしも適当でない。
・解決に長期間かかるもの、多額の資金を要するものは「P 計画」にまわるという意味。
[山梨委員]
・「A 改善」の部分に委託事業者等のことを記載しているのは、評価で出てきたもろもろの問題で、美術館全体で共有しておいたほうがいい問題というのを共有するという意味でよいか。そう読み取れるように表を改めるべき。

(「二次評価書」の提出先について)
[山梨委員]
・二次評価書は、評価委員会で出た意見を集約したものだが、それを言うのは美術館に対してか、あるいは美術館プラス市にも言うのか?
・美術館に対して「二次評価書」を出す、その提言の中から美術館が取捨選択して市に対して、例えば予算要求する、その理由は評価委員会の強い意見、美術館としても是非やりたいから、ということになると、(この場合も)評価委員会の意見は、美術館の活動を改善していくための予算獲得のサポートになる。
・しかし、美術館に出す場合には、評価委員会全体の活動は、市側には見えない。「二次評価書」が市にも直接示されるのであれば、それが見えてくる。その上で、課長が必要なものの予算要求をする、というかたちにするのかどうか。
[奥田課長]
・即答できないが、私見では「二次評価書」は美術館に対していただくものだと思う。しかし当然、市というより教育委員会に報告する。
[山梨委員]
・評価委員会が美術館に対して評価書を出す。美術館の活動に必要な部分として、報告として、市にそれを見せていく。
[事務局]
・その通り。

(横須賀美術館の特長:「交流」について)
[小林委員長]
・「P 計画」はとても大事。いろいろな美術館があり、予算の制約などもあるだろうが、そのなかで横須賀美術館では何を特長として訴えていくのか。
・例えば、9つ挙げた目標のうち、「美術を通じた交流の促進」とは具体的にどのようなことか。
[事務局]
・交流には地域の中での交流もあり、市内外の交流という意味もある。
・横須賀美術館の特長として市外からの来館者の比率が高いのが現状。<市民の率はおよそ25から30%程度である。資料で20年度の市民率が36.8%となっているのは、この年度から「児童生徒造形作品展」を始めたため。

(横須賀美術館の特長:福祉活動について)
[小林委員長]
・議長としてあまり意見を言うべきでないが、例えば⑤「福祉活動の展開」などは横須賀美術館の特長として挙げてよいのではないか。「質の高い展覧会の開催」や、「知的好奇心の育成と充足」などは美術館として当たり前。
・例えば託児サービス。美術館には行儀の良い人しか来られないというイメージがあるが、このようなサービスがあれば(子どもがいても)来やすくなる。これも広い意味での福祉。単に、ハンディキャップのある人を対象にするだけが福祉ではなくて、社会の高齢化のなかで福祉の概念は(対象を拡大する方向に)変化してきている。
・「福祉活動の展開」を活動の柱にするということは珍しいと思うのだが、山梨委員どうか。
[山梨委員]
・活動の柱にするのは珍しい。
[小林委員長]
・もしそうなら、「福祉」という目的を達成することもこの美術館の特長を作っていくことだと思う。

(横須賀美術館の特長:学校との連携・市民協働について)
[小林委員長]
・そういう意味で、いま短く、具体的な報告をしていただきたい。特に、「学校との連携」や「市民との協働」という分野で報告すべきことがあればしてほしい。
・前回も言ったが、イギリスの美術館では、子どもたちが本当に絵の前で寝そべって見ている。本物に触れることで、感性が豊かになっていく。5万人のニュータウンを作ったとして、美術館と博物館がないと町とはいえない(というほど、欠かせないものとして認識されている)。44万都市の横須賀にはあってしかるべきだし、子どもたちや市民の感性を育てることになると思う。
[事務局]
・委員長のおっしゃるとおり、「質の高い展覧会の提供」、「知的好奇心の育成と充足」は美術館として当然。そのほかに「学校との連携」、「福祉活動の展開」などを目標として挙げている。
・「福祉活動の展開」の例としては、障害児向けワークショップを開催している。
・また、海の広場を会場として野外映画会をしたことがあり、お子様連れを含めて300人400人おいでいただいた。(課長個人として)美術館でこんな活動をするのか、と意外にも感じたが、たくさんのお客さんに喜んでいただいた。美術館を杓子定規に、きれいな絵を見るだけのところと考えるのではなく、みんなで楽しむ場所にすべきだと気づいた。
・この立地条件を活かして、市外の方との交流もできる。交流推進は横須賀市全体の目標でもあり、それを担う施設にしたい。
・「市民協働」としては、ボランティアの企画によってイベントを行っている。風船に絵具を入れてぶつけ合って色を出していくようなイベント、また事業のお手伝い(所蔵品展のギャラリートーク、小学校美術館鑑賞会の受け入れ補助など)をしていただいている。
[小林委員長]
・日本にも立派な美術館はたくさんあるが、横須賀は新しい美術館としてありかたを模索しており、そのなかで特異性が出始めている。それを計画段階から明確に提示して、それに対して一次評価、二次評価、市民による評価をしていくのがよい。そうすれば、美術館に対する固定観念も変わって、活用の度合い、ニーズの把握の仕方、評価のされ方も変わってくると思う。

(横須賀美術館の特長:ワークショップ)
[杉戸委員]
・この報告書を見て、ワークショップが充実していることが特長であると感じた。その内容を見ても、小さな子どもから年配の方まで対象となっており、また、学術的に勉強したいという欲求にも対応し、幅広いニーズに応える取り組みがなされているという印象。
・横須賀という土地に唯一の美術館として、横須賀のアートの発信地であってほしい。横須賀は伝統工芸、伝統産業の乏しいところと感じているが、それに代わるものを美術館の活動を通じてつくっていく意味でも、「市民との協働」や、「子どもたちへの美術館教育」は目標として有意義であり、妥当だと思う。

(「美術を通じた交流」の意義について)
[杉戸委員]
・中学校という現場で働く教員として、子どもたちはいま、ヴァーチャルなもの、架空の現実みたいなものが浸透しているために、実際の人とのかかわりや、実際のモノとのかかわりが希薄になっていると感じている。何かつくったりするときにも怪我をする子は多いし、モノを見て何かを受けとる、心を動かすという感性にすごく乏しいな、と感じることが多い。
・人間らしい子どもたちを育てていくという意味では、学校でも美術館をできるだけ利用していきたいところ。いろいろ討議して、いい手立てを考えていただきたい。
・「交流」という意味にはすごくいろんなものが含まれている。大きく捉えることができるのですごくいい言葉だなという感想。

(横須賀美術館の特長:教育普及活動)
[事務局]
・いま話題になっているさまざまな教育普及活動は、開館前に美術館活動検討委員会という外部委員を交えた委員会でお話しいただいた結果生まれた「美術館活動の基本方針」に基づいた活動。これは「すべての人に開かれた美術館」を方針とし、その結果、障害の有無や、年齢に関わりなくサービスを享受できること、バリアフリーとなる方向に重きをおくことになっている。これは横須賀美術館にとって理念としてのひとつの特長だと考えている。

(「交流」から見た教育普及活動の意義)
[事務局]
・これらの教育普及活動はたいへん地味なもの。例えばほとんどのワークショップでは、参加者はごく限られている。希望者が多くても、受け入れの都合で抽選にしなければならない。そういう少人数を相手に、たいへんな手間をかけて行っている。障害児を対象としたワークショップにしても、1回の参加者は10人に満たないことが多い。託児にしても今のところ実績があまりあがっていない。原因はまだよくわからないが、募集しても流れるということもある。つまり、こうしたことにいくら手間をかけても、数値としてはあらわれにくい。もともと少人数のためアンケートによる分析にも向かない。
・(評価委員会を運営していくことには)そのような状況を委員に理解していただき、逆にそこを評価していただきたいという意図もあった。
・しかし、例えば先に挙げた野外映画会や、爆裂色四舞鬼というボランティア企画によるイベントを開催し、近隣の多くの方に参加していただいたのを見ると、「交流」という意味での可能性を実感した。こうした活動を続けていくことによって、杉戸委員がおっしゃられたような、伝統工芸やお祭りに代わるような、地域の新しいコミュニティづくりにつながるのではないか。子どもたちにとっては、夏の思い出となり、将来地域にかえってくる、地域に貢献しようとする意欲の芽生えになるのではないか。また、美術館は堅苦しいとか、自分とは縁がないと思う人に対しても理解を深めることができるのではないか。
[水島委員]
・プロジェクトボランティアとして、「爆裂色四舞鬼」にも当日のお手伝いだけだが参加した。
・他の美術館にはない横須賀美術館の特長として、市民との交流は、かなりいいところをいっていると思う。
・しかし、もっと一般的に市民から愛される美術館を目指すならば、もっと地域の人たちを対象としたイベントをすべき。
・現在は、プロジェクトボランティアが発信してサービスを受けている、発信したものを提供されている、サービスを受けている人が来てる、というかたち。もっと(多くの人が)参加可能な企画をプロジェクトボランティアでできれば、と思っている。
・そういう観点から見て、この夏の野外映画会はすごく開かれたイベントだった。
パブリシティは徹底していなかったにもかかわらず、かなり多くの人たちが立ち寄ったり、どこかでアンテナをはりめぐらせて、見て、すごく気持ちのいいイベントだった。
・地域の人々に愛される美術館となるためにも、プロジェクトボランティアを有効に活用すべき。
小規模だが、ディープな部分で市民との窓口になっている。

(ボランティア活動費の使いにくさ)
[水島委員]
・プロジェクトボランティアの活動にとっては、予算の使途が制限されていることがネックとなっている。そのために企画内容もある程度限定されてしまう。そこが開かれていけば、日常的に参加できない人も参加できるイベントができるかもしれない。
・細かいことだが、資材を調達するときに、美術館の担当者と一緒でなければ買えない、決まった店でしか買えない、ということがあり、不都合であると感じた。
[事務局]
・問題を整理すると、現状として、ボランティア企画イベントに使える費用は、消耗品費の枠から支出していて、他のことには使えない。ボランティア企画は直前まで計画の詳細が決まらない、というのがひとつの理由。役所の予算の立て方として、前年からどんなものに使うのか細かい計画を立てるということがあるが、これがボランティアの活動サイクルになじまないので、とりあえず材料費としての消耗品費を用意しておいて、その中でやってもらっている状態。
・また、予算の執行では指定された店でしか買えない。職員が現金を扱わないように、請求書払いのできる店でしか購入できないことになっている。特殊な場合には、現金を課長が預かって使うということもある(資金前渡)が、限られている。
・原則はそうだが、実際の活動のときに消耗品だけでなくて他のものが必要ならば、もう少し柔軟な対応(流用など?)ができるのではないか。そのことについては課長として努力する。
・次年度予算では、ボランティアの活動のための予算をちょっと多めに要求するつもり。
[山梨委員]
・予算の出納システムを変えていくのは、ものすごく大変なこと。しかし、評価委員会でそういう意見を出せば、その前段階として、美術館内部で話し合うときの問題点に挙げられるだろう。

((教育普及活動の)「総括表」について提案)
[山梨委員]
・この美術館の特長が、「地味」といわれるような活動だとしても、こういう場できちんと評価してほしいというが、今の評価システムでは見えてこない。予定されている資料集(事業報告書)に加えて、一次評価として総括表のようなものをつくってはどうか。自分たちでこういうことをしたい、こういうことをしたんだ、あるいはこういうことに特長を、美術館としての特長をこういうふうにつくっていきたいんだ、そのためにこうしたんだ、あるいは、プロジェクトボランティアの方たちと協働してこういうことをしたんだ、そこではこういう問題点があるというような内容をそこへ盛り込んではどうか。
[事務局]
・最終的には、佐倉委員からご指摘いただいたように、評価のかたちの一覧表をつくらなくてはならないと考えている。教育普及事業についても、一覧性のあるものをつくる。
[山梨委員]
・もちろんそうだし、それだけでなく自分たちが何をしたいんだということをきちんと言っていくための表にすべき。
[事務局]
・ご指摘を受けてそのようにしたい。形式についてはこれから内部で整理したい。「地味な活動」というのがどう並べられるのか、それについて私どもとしての評価がどうできるのか、提示できるのか検討したい。
[山梨委員]
・そのほうが評価委員会にもものが言いやすいと思う。
[小林委員長]
・そのことによって、この美術館のある意味やいろいろなことに自信を持てると思う。
・お宝を持っている美術館なら、それを使って、他からまた立派なものを借りてきて、展示することもできる。しかし、新しい美術館ではなかなか難しい。
・横須賀美術館の特長とは何なのかということを確認することによって、例えばボランティアの活動に対して柔軟な対応をすることもできるかもしれない。
・評価の中でも、そういったことを特長として積極的にアピールしたらよい。もし展覧会がなんだかスケールが小さい、というような話になったとしても、教育普及のほうで評価できることになる。

(「ミッション」について)
[菊池委員]
・委員長のおっしゃるとおりだと思う。
システムの全体像を見ていて、何か足りないなと感じていたが、共通の基軸となる基本、この美術館のあるべき姿はどういうものなのかということを、評価者全員が共有していなくてはいけない。
・ここに示されている9項目の目標は、目標というよりテーマではないか。
・ミッション(案)が付け加えられているのは、この美術館のあるべき姿、方向性をみんなが共有する必要からではないのか。
[事務局]
・その通り。
[菊池委員]
・ミッションの存在がしっかりしていれば、ここに基軸が座る。9つのテーマが実行されていくとき、ミッションとどう整合性がとれているのか、今年はどういう特長を出そうとしたのか、ということがわかって、評価も立体的なものになっていくと思う。
・ミッションがしっかりしていないと、ひとつの循環陣というものにしか見えない。評価委員会の評価がこの位置づけの中でどれだけ濃厚なものなのかはっきりしない。きちんとした共有できるスローガン、あるいは本当の目標というべきものが明文化、明確化されていないと、全体像としてみる場合に立体性に欠けるのではないか、という印象。
[小林委員長]
・その通りだと思う。
[事務局]
・システム像としては、菊池委員が指摘された「共通のスローガン」となるべきものは図上の「ミッション(案)」に相当する。しかし、今のところ、システムを構築する必要上補われたような存在であるのは事実。
・前任の委員会の話し合いの中で、こういうかたちになった。
[山梨委員]
・前任の委員会から引き続いて務めているのは自分だけだが、一番最初にそれが問題となった。事務局は何をやりたいのか、どういう美術館をつくりたいのか、それをはっきりさせろ、と言った結果、こういうかたちになっている。
・しかし、菊池委員が指摘されたように、すでに開館して3年目となり、経験を積んで、横須賀の土地で、どういうふうな美術館にするべきか、ということを経験に基づいて実感してきている、そのときにもう一回組み立てなおす、ガラッと変えるという意味ではなくて、自分たちが目指すべき美術館像を明確化するという作業をもう一度やってみてもいいのではないか。もちろん、みんなが納得するかたちをつくるのは難しいと思う。しかし一方で、難しいだけに、日常的にそういう像をつくるという作業を心がけておくと、美術館活動全体が意識的になっていく。自分も美術館館長やっていて省みれば大きなことは言えないが、それは一方で必要なことだという気がしている。
[菊池委員]
・我々が評価する場合、項目ごとに評価していくことになると思うが、それだと狭い意味の評価になってしまうおそれがある。全体像と各項目との関連性を意識しながら評価をしていかないと、あるべき姿に近づいていけないのではないか。だから、(ミッションは)非常に重要なファクターだと思う。
[山梨委員]
・たぶん、それ(ミッション)は美術館がつくるということで許されると思う。
[他の委員の何人か]
・そう思う。
[事務局]
・今の話を伺って、この3年間の間に、我々が目指す美術館像をきちんと示し得ていないということを感じた。資料にあげたような細かい目標をどう実現すべきか。これは、美術館だけでなく、横須賀市の方針としてもどうするのかを求められていることなので、検討が必要。本日の議論をふまえて改めて検討し、今後示すようにしたい。

(プロジェクトボランティアのあり方について)
[水島委員]
・プロジェクトボランティアも当初は、何のためにつくったのか疑問を感じるような状態だった。単に市民を巻き込んでおけばいい、ということではないはず。そんなことではだんだんと先細りになってしまう。
・しかし、今年の夏のイベント(「爆烈色四舞鬼」)は過去2年間の経験をふまえて、よいものになった。
・美術館建設に際してはいろいろ問題もあったので、ボランティアはがんばってほしいという思いで参加しているはず。だからこそ、ボランティア活動を何のためにしているのか、ということを美術館としてしっかり定義してほしい。
[事務局]
・水島委員のご指摘は、美術館のほうから「ボランティア活動に参加してください」とお願いしているにも関わらず、さまざまな制約のために、担当者がブレーキをかける場面が多かった、もし本気で市民協働を掲げるなら、ブレーキをなるべくなくして、一緒にやっていく姿勢を見せろ、ということだと受け止める。
[水島委員]
・美術館が広いかたちで使われるものなのか、それとも美術作品を鑑賞するためのみに使われるものなのか、という美術館側の考えによって状況は全く違ってくると思う。
・市民の税金で成り立っているのだから、広い意味でこの場所(美術館)を市民に提供するという姿勢でいてほしい。
[事務局]
・そういう意味で、繰り返しになるが映画会や「爆裂色四舞鬼」等のイベントに可能性を感じた。おそらくふだん美術館に来ない地域の方々が、「お祭りの広場」というような感覚で来ている。こうしたイベントが、垣根をはずして、美術館に親しみを持っていただくことに繋がるのではないか。
[水島委員]
・昨年のボランティア企画(みんなで月夜の音楽会)のなかで、コンサートのようなものを行った。アフリカのジャンベ(太鼓の一種)などを演奏する若い人たちを茅ヶ崎から招いたが、交通費も出せなかった。実費ぐらい負担するのが当然と思ったが、市費からは出せないという。美術館はアーティストを支援するところと思っていた、という彼らに対して、返す言葉がなかった。
[山梨委員]
・それは、指定された店でなければ買えない、というのとは全く違う話(美術館の本質に関わる話)だ。

(出前ワークショップの提案)
[佐倉委員]
・市民を巻き込むことは重要。イベントに人を集めることに苦労しているようだが、発想を転換して、出前ワークショップのようなものをやってはどうか。例えば、サポートセンターやボランティアセンター、高齢者のATPサロン等と提携して行えば、横須賀美術館を市民にアピールできるのではないか。
[事務局]
・出前ワークショップは最近は行っていない(準備室時代には行っていた)。
・美術館ができてからは、展覧会もワークショップも、作品に近いこの場所で行うのが望ましいという判断がある。
・しかし、美術館の外でやることこそ意味があるようなワークショップを企画・実行するのは、面白い試みであり、アピールにもなるというのはおっしゃるとおり。
[佐倉委員]
・サポートセンター、ボランティアセンター、高齢者のいきいきサロン等では、日常的に人が高齢者が集まって手芸などをやっている。そういう場所で、材料を提供してやってもらうというのはどうか。
[事務局]
・出かけていくというご提案は面白い。
・いっぽうで、ワークショップ室の稼働率を維持しなければならないという考え方もある。
・ワークショップは、計画や準備にとても時間がかかる。いま年間計画に示している数が、現有のスタッフでは限界と思われる。
・(ワークショップ室の稼働率を下げずに)出前ワークショップを行うためには、人材的あるいは予算的に何らかの補充が必要と認識している。
[佐倉委員]
・福祉の現場では、美術館のようなところに提供してもらうかたちでないと無理だが、高齢者の方々を楽しませる企画を常に求めている。
・美術館の負担もあるが、話し合いでうまくサポートしてもらえる可能性もある。4年目の飛躍の一歩として、1回でも2回でも、挑戦してみてはどうか。
[事務局]
・試みとして取り組んでみて、長期的にプログラム化を目指すということなら、可能性がある。
[佐倉委員]
・高齢者の方にとっても親しいもの、憩いの場になると思う。そんなイメージを目指すのがよいのではないか。出前ワークショップは手段としてのひとつの例だが、3年を経過したので、ステップアップとして市民を巻き込む方策を何か追加してはどうか。
[小林委員長]
・現実問題として学芸員の人数や、いろいろ苦しい部分がある。ご苦労があると思う。議会でも問題になりながら誕生した美術館だから、(この委員会が)いい方向に動かしていく手立てになればよいと思う。
・このように美しい景観や自然環境に恵まれた美術館はなかなかない。美術館のあり方を固定的にとらえるのではなく、全体として活用したほうがよい。美術館がここに存在していることによって横須賀市全体のアメニティを高める、という発想でやってほしい。
・「目標」は各テーマのバランスを考えてつくっているようだが、あまり遠慮しないで、このテーマが大事だと主張していったほうがよい。それで、評価委員会の評価を受け、また市民の評価を受けていけば、特長のあるいい美術館になっていくと思う。
[松﨑委員]
・油壺マリンパークでは去年の後半くらいから、地域の小学校へ理科の実験、絶滅危惧種であるミウラメダカの繁殖等を行う、出前水族館の活動を行っている。非常に好評で、三浦市教育委員会からの評価も高い。待っているだけでなく、出かけていって活動するということの重要性を感じている。
[事務局]
・開館以降、職員がフルスロットルで走る状態が続いている。現有のスタッフのみで事業を増やすのは無理だと思う。開館3年目を迎え、事業の取捨選択をする時機が来ているのではないか。その結果余裕が生まれれば、あらためてご提案のような新しい事業ができるかどうか、次年度に向けて検討していかなければならない、と感じている。
・開館の際に各方面からいただいた意見があったので、それらを踏まえて現在のかたちになっている。しかし、ここで一度振り返って、美術館の横須賀らしさを出すということも含め、美術館がどうあるべきか考え直す時機ではないか、と感じている。

(横須賀美術館の特長:やすらぎの場の提供)
[松崎委員]
・京急グループの中で、観音崎は、三浦半島唯一のリゾート的な雰囲気を持った場所、癒しを提供している場所と位置づけている。この自然環境は都心の美術館にはないもの。「③やすらぎの場の提供」を中心に考えていってはどうか。

(評価資料が反省に偏っていることについて)
[山梨委員]
・委員長が言われたことに関連して。「事業報告書」には反省点ばかりが書いてある。こんなにやった、これだけ努力した、というプラスの要素も出していったほうがよい。反省点ばかりでは、評価する側も評価しにくい。
[事務局]
・課長としても同じ感想。しかし何事も反省からはじまる、ということもある。
[小林委員長]
・いろいろいきさつがあったので、遠慮気味になっている感じがする。もっと積極的に特長をアピールし、市民の共感を得るようにしたらよい。
・既存の美術館像に必ずしもこだわらなくてよい。
・例えば、忙しい母親も、託児サービスによってゆっくりと絵を鑑賞できる、こうしたことは心のカウンセリングを受けるようなもの。また、子どもを連れて参加できるプログラムもある。なかなかたいしたものと思う。
・評価委員も(美術という観点以外からも)それぞれの分野の立場から評価をすると思う。

(広報について)
[松﨑委員]
・横須賀美術館と京急ホテルは共存共栄の関係。美術館の数字が伸びた開館の年、平成19年に当ホテルも非常に潤った。今年の上半期の数値から考えると、下落率もほぼシンクロしている状況。
・パブリシティという面をふまえて、うまい宣伝方法がないのか考えてみてはどうか。
[水島委員]
・もっと宣伝をすればよいと思う。
[佐倉委員]
・宣伝不足だと思う。
[事務局]
・宣伝には資金もかかる。
[松崎委員]
・お金を使わない宣伝方法もあるはず。
[佐倉委員]
・「広報よこすか」に記事が載っているけれども、いまの場所では目にとまらないことがある。もっと前の方に載せられないか。
[事務局]
・広報のなかで与えられるスペースが狭くなった。
[山梨委員]
・事務局に消極的な発言が目立つ。宣伝にお金がかかるのは当然。お金がかからない範囲で何ができるかを考えるべき。
[水島委員]
・ワークショップのチラシはけっこうかわいいといつも思っている。ボランティアの方に配ってもらったりして、もっと活用しないともったいない。

(駐車料金の設定について)
[水島委員]
・もうひとつ、駐車料金が高いと思う。この立地条件で、この周辺の相場からみても、ちょっと高い。現状では、展覧会を見た人は1時間無料になるけれども、図書室の利用は対象とならない。公益性の高い施設という意味では同じなのに、他の市立図書館では駐車料金を取っていない。(展覧会を見たかどうかに関わらず)美術館を利用した人は1時間無料、とするのが妥当ではないか。
[事務局]
・当館は県立公園内にあり、駐車場を設置することについても県の許可を得ている。
・本当に図書室を利用してくれるならよいが、ちょっと寄っただけで、あとは海で遊んでいる、という場合も考えられるので、観覧チケットをお持ちの方のみ1時間無料としている。自然と近く、開放的であるためにかえって技術的に難しくなっている。
[水島委員]
・それはわかる。しかし、立地条件からいって、図書室を利用するとしてもやはり車で来る人が多いはず。図書室を利用し、さらに鑑賞もするとなると1時間では足りない。企画展だけを鑑賞する場合でも1時間では足りない。
・例えば、最初の1時間は(すべての利用者が)無料、その後、企画展を見た人はさらに1時間無料、他の利用者は2時間目からは有料、などとしてはどうか。
・ここに来ただけでもいい、この場所を楽しんでもらいたい、というなら、海の広場で座っているだけでも1時間無料となるほうがよい。
[事務局]
・美術館の駐車場も、観音崎公園全体のためのものという位置づけになっているので、市だけでは判断できない。
[水島委員]
・観音崎公園の駐車場はどのような設定になっている?たしか500円で1日無料となっていたのでは?
[事務局]
・季節による。(7~8月を除く有料時、普通車は1日520円+20円(緑化協力金))
[水島委員]
・県立公園ではそういうこと(1日単位の課金、季節による変動)もできている。それでも美術館利用者としては(現状よりよい)。
・美術館の駐車料金は街中なみ。横須賀の市街地でも1時間200円というところはけっこうある。車でしか来られないような場所で1時間300円もかかったら、もう来たくなくなる方もいるのではないか。交通の便がよいならともかく、この立地なのだからもう少しがんばって(県と)交渉してほしい。
[事務局]
・観音崎公園全体の問題なのですぐには判断しかねる。美術館の駐車場であり、公園の駐車場でもある、という位置づけであり、非常にしばりの多い場所に美術館があるということ。ご意見としてはお受けするが、すぐには変えられない。
[小林委員長]
・観音崎公園の駐車場では現に、夏は高く、秋冬は安い設定になっている?
[事務局]
・夏(オンシーズン)は、1時間当たりの料金。それ以外(オフシーズン)は、1日当たりの料金になっている。→間違い?
[水島委員]
・無料ではない?
[事務局]
・無料の日もある。平日は無料、土日は有料。(オフシーズンの設定。夏休み期間中は毎日有料)
[小林委員長]
・美術館利用者でない人の利用もあるから(減免の扱いが)難しいというなら、逆に公園のやり方に便乗しては?つまりオンシーズンは別にしても、秋冬などオフシーズンに、柔軟な対応を考えられれば、来館者の足が遠のく冬場の対策ともなる、施設を効率よく活用するきっかけにもなるのではないか。
・大変なことと思うが、そういう意見が出ているということで、県との話し合いも含めて検討してもらいたい。
[事務局]
・わかりました。
[佐倉委員]
・鑑賞者は1時間では鑑賞しきれない。常設展だけでも、じっくり見たら1時間では少し足りない。せめて2時間にしてほしい。
[事務局]
・条例・規則等で決まっているので、一概にお約束できない。変えるには変えるための手続きが必要。
[佐倉委員]
・それを、頑張ってもらいたい。
[事務局]
・他の部分でも、多々問題となっているところがある。3年目ということで、当館としても諸々の問題をまとめて解決する方向に向かっていきたいと考えている。しかし、(この問題については)課の判断ではできないし、教育委員会だけでも変えることはできない。
[佐倉委員]
・小田原の神奈川県立生命の星・地球博物館の駐車場はずいぶん立派だったが、そこは無料だった。
[山梨委員]
・同じ県立でも、そこは近代美術館のPFIとは事業方式が異なる。駐車場は民間による独立採算制。施設ごとに事情は異なっていて、あそこでできるからここでもできるというわけではない。
[佐倉委員]
できれば、頑張って2時間にしてほしい。
[事務局]
・ご意見は承った。

参考・観音崎公園駐車場の料金設定
【有料期間】1/1~1/3(毎日)・1/4~7/20(土日祝のみ。ただしゴールデンウィーク中の平日は有料)・7/21~8/31(毎日)・9/1~12/31(土日祝のみ)
【利用料金】大型車:840円(1,360円)・普通車:520円(840円):二輪車100円(100円)/1日 ※( )内は7~8月の料金 ※さらに車種に関わらず1台20円の緑化協力金の寄付を求める)

(アクセス満足度について)
[小林委員長]
・アクセスに問題があるということは事実。
・しかし、(①-e.「アクセス満足度」の)数字を見ると、とてもよい、ということになるが?
[事務局]
・アクセス満足度については前回提示できず、今回初めて具体的な数値を示している。(低い値となることを予想していたが)ふたをあけてみると、ほとんど調べる必要を感じないほどよい数値(82.9%が満足)。アンケート様式に問題があるのかもしれないが、この結果を見る限り、みなさんスムーズに来館できている、ということになる。
[小林委員長]
・車での来館者が、非常にスムーズに入れてよかった、という意味かもしれない。
[事務局]
・(調査開始とほぼ同時に)馬堀海岸インターができたことは、よい影響となっていると思う。(横浜横須賀道路を経由するルートが簡単になった)

(次回以降の進め方について)
[小林委員長]
・予定の時間となり、特にご意見がなければ事務局に進行をお返しする。
[事務局]
・次回日程について。
第3回を2月から3月に開催したい。今回ご指摘いただいた事項、修正など、また、事務局として進めるとお約束した事項を含めて、1年間の活動の評価(仮)を第3回で提出したい。
・具体的な日程については年末頃あらためて調整する。

(閉会)

4.会議資料 (PDFファイル)
資料 横須賀美術館の目標と自己点検項目(案)
資料 横須賀美術館評価システムの全体像(改訂案)