横須賀美術館 YOKOSUKA MUSEUM OF ART
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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菅野圭介展

色彩は夢を見よ

 戦前の独立展に彗星の如くあらわれ、独特の色彩感覚で人々を魅了した洋画家・菅野圭介(1909-1963)の画業をふりかえります。  1935年ヨーロッパに渡り、フランス南東部・グルノーブル在住の画家フランドランの教えを受けた菅野は、帰国後の1937年、独立美術協会展に出品した《フランダース古城》(本展出品)によって、一躍脚光を浴びます。単純化された構図と、限られた色彩がふしぎな調和をみせる菅野の作品は、洋画界のあらたな才能として、児島善三郎らの激賞を受けたのです。つづく戦争の時代にも個性的な画風を失わず、1943年には会員に推されました。  戦後、互いの才能を認め合った三岸節子との「別居結婚」を宣言し、世間を驚かせます。ふたりの関係はわずか5年で破局を迎えますが、このころの作品は色彩も線も、より大胆に、躍動的になり、第2の充実期となりました。 のちに葉山にアトリエを構え、新たな展開を模索していたさなか、病のため53歳の若さで世を去ります。  菅野の作品は、単純化された構図と、数色に限定された色彩の調和に秀でた個性を持つばかりでなく、東洋的、浪漫的といわれる深い詩情を感じさせます。今回の回顧展は、近年発見された作品を含め、画業の全貌を展望するものです。
期間 2010年4月24日(土)~6月13日(日)
休館日 5月10日(月)、6月7日(月)
観覧料 一般800(640)円/高大生・65歳以上600(480)円
  *( )内は20名以上/前売料金*中学生以下・市内在住在学高校生無料
菅野圭介《哲学の橋(ハイデルベルク)》1953年 個人蔵(東御市梅野記念絵画館寄託) 菅野圭介《立秋(ハイデルベルク)》1953年 個人蔵 菅野圭介《フランダース古城》1937年 個人蔵
菅野圭介《哲学の橋(ハイデルベルク)》1953年 個人蔵(東御市梅野記念絵画館寄託)
菅野圭介《立秋(ハイデルベルク)》1953年 個人蔵
菅野圭介《フランダース古城》1937年 個人蔵
主催
横須賀美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛
ライオン、清水建設、大日本印刷
図録・カタログ
 会期中、ミュージアムショップで販売

→ 出展作家リスト/出展作品リスト